仙台地下鉄物語7
仙台市の地下鉄には、不思議なことがたくさんある。穴の中に潜れば潜るほど、その謎は深まるのである。今回はいよいよ七不思議の【第7話】である。知ったら調べたくなる地下鉄の隠れた謎にせまる。
【不思議7】 知ってはいけないトンネル!
東二番丁通りに隣接する宮城県庁・県議会庁舎・仙台市役所・青葉区役所は、地下鉄のトンネルだけでなく、その他にも大規模なトンネルがある。これは「共同溝」といって水道・電気・ガスなどの配管を敷設したトンネルで、仙台市内には八幡・木町通・国分町・東二番丁・東部(花京院)・他の「共同溝」が多数存在する。写真は、東二番丁共同溝の配管設置前のもの。
この共同溝と仙台地下鉄「南北線」のトンネルが繋がっていないと言い切るのは難しい。この地上にある県庁と市役所、宮城県警本部、仙台合同庁舎はトンネルによって繋がっていると言う噂はけっこう出回っており、地下鉄職員から通路内に「開かずの扉」があると聞いた人もいるのである。
そもそも仙台では、かなり昔から地下トンネルが存在しているという伝説が、マニアの間である。本当かどうか分からないが、インターネットにもいくつか出ている。
この都市伝説は、あの伊達政宗が作った地下トンネルらしいのだ。戦国時代の城には、最後に敵から逃げるための抜け道が作られた訳で、米で儲けた伊達政宗が作らなかったはずはない。もともと仙台城(現:青葉城)は山の断崖にあるので、敵に攻められた際に非常に逃げにくいため、仙台城に秘密の抜け道があっても当然と言えば当然である。伊達政宗は仙台城を建てるもうひとつの候補として「榴ヶ岡」も選んでいたので、地の利として優れたこの2拠点は、秘密の地下トンネルで繋がっていたと言うのもうなづける。きしくも榴ヶ岡公園には、明治時代から第2師団・歩兵第四連隊が置かれ、今でもその兵舎が残っている。感の良い方ならお気づきだろう!「青葉城址」から政府軍の基地である「榴ヶ岡公園」には、江戸時代から地下トンネルがあるという都市伝説を否定し切れるのは難しい。現在、地下鉄「東西線」の建設で、このトンネルが見つかるのではないかと、マニアの間では持ちきりである。それを現在の地図に記すとこうなる。
仙台は、謎のトンネルによって、地下要塞のように施設が連結されていると期待してしまうのは、私だけだろうか?
次回は、いよいよ地下トンネルの謎が佳境に入ると思われるこの興奮を・・・つづく!
【不思議7】 知ってはいけないトンネル!
東二番丁通りに隣接する宮城県庁・県議会庁舎・仙台市役所・青葉区役所は、地下鉄のトンネルだけでなく、その他にも大規模なトンネルがある。これは「共同溝」といって水道・電気・ガスなどの配管を敷設したトンネルで、仙台市内には八幡・木町通・国分町・東二番丁・東部(花京院)・他の「共同溝」が多数存在する。写真は、東二番丁共同溝の配管設置前のもの。

この共同溝と仙台地下鉄「南北線」のトンネルが繋がっていないと言い切るのは難しい。この地上にある県庁と市役所、宮城県警本部、仙台合同庁舎はトンネルによって繋がっていると言う噂はけっこう出回っており、地下鉄職員から通路内に「開かずの扉」があると聞いた人もいるのである。
そもそも仙台では、かなり昔から地下トンネルが存在しているという伝説が、マニアの間である。本当かどうか分からないが、インターネットにもいくつか出ている。
この都市伝説は、あの伊達政宗が作った地下トンネルらしいのだ。戦国時代の城には、最後に敵から逃げるための抜け道が作られた訳で、米で儲けた伊達政宗が作らなかったはずはない。もともと仙台城(現:青葉城)は山の断崖にあるので、敵に攻められた際に非常に逃げにくいため、仙台城に秘密の抜け道があっても当然と言えば当然である。伊達政宗は仙台城を建てるもうひとつの候補として「榴ヶ岡」も選んでいたので、地の利として優れたこの2拠点は、秘密の地下トンネルで繋がっていたと言うのもうなづける。きしくも榴ヶ岡公園には、明治時代から第2師団・歩兵第四連隊が置かれ、今でもその兵舎が残っている。感の良い方ならお気づきだろう!「青葉城址」から政府軍の基地である「榴ヶ岡公園」には、江戸時代から地下トンネルがあるという都市伝説を否定し切れるのは難しい。現在、地下鉄「東西線」の建設で、このトンネルが見つかるのではないかと、マニアの間では持ちきりである。それを現在の地図に記すとこうなる。

仙台は、謎のトンネルによって、地下要塞のように施設が連結されていると期待してしまうのは、私だけだろうか?
次回は、いよいよ地下トンネルの謎が佳境に入ると思われるこの興奮を・・・つづく!
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